熱製造のエネルギー源は、電力、都市ガス及び排熱蒸気を利用しています。特に電力についてはプラント運転の基幹であることからループ受電(双方向受電方式)を取り入れるなど防災と安全に最大限の配慮をしています。また、台場及び有明南プラントでは、有明清掃工場から発生する排熱蒸気を取り入れ地球温暖化防止やCO2の削減、省エネルギーにも貢献しています。

各プラントには水や氷の蓄熱槽を設置し、夜間電力で熱を製造し、これをいったん蓄熱槽に蓄え、翌日集中的に放熱しています。

 

安価な夜間電力を利用してコスト削減!

蓄熱槽を活用した運転

 

ループ受電とは

※変電所と複数の電力需要家を特別高圧電線でループ状に繋ぐことによ
り、2方向から受電することで片側が故障してももう片方から受電を継続し、無停電状態を維持する受電方式。

監視システム

各プラントの運転管理は中央監視装置(DCS)によって設備全体の監視、各機器の運転・操作ができるように自動化されています。

また、各需要家の熱需要(負荷)データは、電話回線によって、各プラントの中央監視装置に即時に送られ、省エネ、省CO2に適した運転制御を行っています。
 更に各需要家の熱使用量については通信回線による自動検針を行っています。

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